「土地を手に入れたから、土地活用をして儲けよう!」と思っても、どういったことをすればよいのか分からない人が多いのではないでしょうか。
本記事では、土地活用がどのような流れで何をやればよいのかを詳しく紹介していきます。
本記事を最後まで読んでもらえれば、土地活用をするうえでやるべきことと、その順序が理解できるでしょう。
これから土地活用をやりたいと思っている人や、儲かるビジネスを始めたいと考えている人にぜひ読んでもらいたい記事です。
目次
情報収集
何か物事を始める際、まずは情報収集が必要ですよね。このことは土地活用でも同じです。
ただ、「まずは情報収集をする」といっても、具体的にどうやって行うかが分からない方も多いはずです。
おすすめの方法は、土地活用会社の「一括資料請求サービス」を利用することです。このサービスは、様々な業者の資料を一括で取り寄せられる便利なサービスとなっています。
一括で取り寄せられるだけでも十分に便利なのに、土地活用会社のwebページから無料で利用できるのが嬉しいところですね。
まずは、家にいながら土地活用の情報を手軽に集められる「一括資料請求サービス」を利用して、情報を集めてみてください。
土地のプロに相談
一括資料請求サービスによる情報収集をした後は、やりたい土地活用の業者へ相談しに行きましょう。
具体的にどこへ相談するかですが、「アパートやマンションの経営をやりたい」という人は、東建コーポレーションや旭化成ホームズといった住宅の会社へ相談してください。
また、駐車場経営の場合は、タイムズ24や三井のリパークのような駐車場専門の会社に相談するのがおすすめです。
これら以外の土地活用を行う場合でも同様に、その土地活用を専門に取り扱っている業者へ相談すればよいでしょう。
「一通り土地活用の情報収集が終わったら、その専門の業者へ相談しに行く」と覚えておいてください。
物件査定
どういった土地活用をするのかが決まったところで、次は所有している土地でその土地活用が行えるのかを調査します。
実施したい土地活用の形態が決まっていても、その形態に向いていない土地であっては問題ですからね。
どういったところを調査するのかというと、土地の起伏や形を調査します。やりたい土地活用の設備や建物が建てられるかどうかを見るわけですね。
土地の状態によっては、「アパートを建てようと思っていたけど、この土地にアパートを建てるのは難しいと言われた・・・」なんてこともあるかもしれません。
また、土地周辺の交通の便や施設なども調査します。その土地で土地活用をして儲けられるかどうかを判断するわけですね。
「駐車場をつくったけど、周辺道路の交通量が少なくて儲からなかった・・・」「競合する施設があって、利用者の奪い合いになってしまった・・・」なんて風なことにならないように調査するわけです。
この調査で問題が見つからなければ、「この土地で儲けられる、建てられる」ということなります。儲かる土地活用をするためにも、まずはこの調査をパスしましょう
法的調査
「土地そのものの状態や土地周辺の環境が悪くない」と判断されると、次は、「その土地で目当ての土地活用を行うのは法的に問題がないか」を調査します。
実際に建築をしてから、「建物の高さに問題がある」「土地の権利上、そのようなことはしてはならない」というようなことになっては大変ですからね。
法的に問題がないかをどこに確認しに行くかというと、市役所や法務局へ確認しに行きます。
これらの機関からOKをもらえれば、土地活用のスタートまでに1歩前進したことになりますね。
物理的に建築が可能かどうかというのも重要ですが、法律上可能かどうかというのも非常に大切なポイントなのです。
土地活用を失敗させないためにも、きちんと調査をしてもらいましょう。
土地活用の方法によっては、法律上行いない場合もあります。あなたが、「この土地活用を行いたい!」と思っても、法律の関係でできないこともあるので注意しましょう。
市場調査
土地や法律の調査をして、やりたい土地活用が所有している土地で実施可能なことが判明しましたね。
実施可能なことが判明した次は、その土地でその土地活用を実施した場合に儲かるか、つまり、ニーズがあるかを調査します。
「ニーズがなくて儲からなかった、もしくは赤字になってしまった」となってしまっては、骨折り損のくたびれもうけですからね。
調査をしてもらった結果、「この立地では儲けるのは難しい」と判断された場合には、実施する土地活用の形態を見直す必要があるでしょう。
土地活用において、その地域のニーズは重要です!しっかりと、利用者がいるのか調査してもらうようにしてください。
プラン設計
ここまでの調査で、「やりたい土地活用の形態が実施可能、かつ、その土地で実施したときに儲かる見込みがある」ということが分かりましたね。
次はいよいよ、具体的な土地活用プランを決めていきます。
「土地活用プランを設計する」という段階になってくると、必要な費用の額がある程度判明してきます。
そのため、この段階で、自分の懐具合と土地活用にかかる費用を照らし合わせて、実際に行えそうなのかを見直してみましょう。
また、「その土地活用プランで儲かるかどうかを改めて確かめる」ということもしてください。
業者を信頼することも大事ですが、「業者が提案するプランでは儲かりそうない」なんてこともありますからね。
実際、「土地活用に詳しい知り合いに相談したら、その業者のプランでは儲かりそうにないと言われた」という事例もあります。
プランの設計は、これから行う土地活用の設計図です。その設計図に無理がないかをきちんと確認してくださいね。
最適な土地活用を提案
様々な調査やプランの考案をした後は、所有している土地と土地活用の目的にマッチした最適なプランを提案してもらいましょう。
「最適なプラン」というと、儲かるプランのことだけではありません。ここでいう最適なプランとは、土地活用の目的を達成してくれるプランのことですね。
「固定資産税の支払い分だけ稼げればよい」という人に、ハイリスクハイリターンのプランはミスマッチであるということです。
ここで、具体的にどういった土地活用がどのような目的にマッチしているかを少し紹介しましょう。
「リスクが小さくて初期費用が抑えられる土地活用がよい」という目的なら、駐車場経営が向いています。
また、「リスクが大きくてもいいから、儲けの大きい土地活用がしたい」という場合は、オフィスビル経営がぴったりですね。
自分の目的に合ったプランをきちんと提案してもらい、「本当にやりたい土地活用」を行いましょう。
契約
土地活用プランが決定したら、次は業者との契約になります。
「このプランや業者でよいのか」「自分の目的にマッチした土地活用なのか」といったようなことを再確認してください。
契約してしまってから、「このプランではいけない」と騒いでも、時すでに遅しです。
繰り返しになりますが、土地活用で失敗しないためにも、入念にプランや業者の見直しをしてください。
建設
契約が済んだら、所有している土地へプラン通りの建物や設備をつくります。
具体的には、アパートやマンションなら住宅の建築が、駐車場なら舗装工事や設備の設置などが始まるわけです。
着工してから建築完了までの期間は、土地活用の形態によって変わります。
アパート建築のような数か月かかるものもあれば、数日で完成してしまう駐車場のようなものもあるのです。
当たり前ですが、建築中はまだ儲けることはできません。建築が終わるのをじっと待ちましょう。
竣工
待ちに待った竣工の日がきました。ここまでの頑張りがいよいよ形になったわけですね。
最初の情報収集からこの竣工まで、土地活用の形態によっては1年以上かかるものもあることでしょう。
それだけの長期間の努力が形になるわけですから、人によっては非常に感動する場面ですね。
竣工後、建物や設備に問題がないことが分かり次第、引き渡しが行われます。この段階までくれば、経営開始までもうあと1歩ですね。
引き渡し
建物や設備が完成し、特に問題がないことが判明しましたら、いよいよ業者からの引き渡しとなります。
ここまでの長い頑張りによって手に入れたアパートや駐車場といった建物や設備は、きっと自分の糧として頑張ってくれることでしょう。
当たり前ですが、建物や設備が自分の物となれば、経営が始められます。
経営が始まれば、ようやく固定資産税の負担を減らしたりや資産を増やしたりすることが可能です。前に立てた土地活用プランを基に、儲かる経営をしていきましょう。
入居者募集
アパートやマンションといった賃貸住宅経営の場合、建てただけでは儲けることはできません。儲けるためには、入居者の募集を行う必要が あります。
募集が必要とはいえ、「入居者の募集なんてやったことがないから、上手くできるか不安」という人が多いことでしょう。
安心してください。募集そのものは、基本的にはオーナー自身ではなく業者が行ってくれます。
これなら、ノウハウのない人でも不安なく経営ができますね。
また、SNS(FacebookやTwitterがある)が普及した昨今では、オーナー自らがSNSで入居者の募集をかけるなんてことも可能です。
実際に、「Twitterで入居者募集をかけてから、わずか3日後にアパートの詳細を聞かれて、1か月後には契約完了」なんて例もあります。
嬉しいことに、SNSは無料で始められるため、費用がかかりません。そのため、SNSに精通している人なら、SNSで募集するというのもよい手でしょう。
募集をして入居してもらえれば、利益をあげることができます。「土地活用をして儲ける」というところまで、もう少しです。
入居
アパートやマンションの入居者募集をして、入居希望者が見つかったら、次は入居の手続きです。手続きを済ませて、部屋に住んでもらいましょう。
当たり前ですが、募集開始から入居までが短ければ短いほど、より多く儲けられます。
建物の管理をきちんと行うことも重要ですが、人が住んでこその賃貸住宅です。より儲けるためにも、募集や手続きにおいても手を抜かないようにしましょう。
管理
建てたアパートやマンションの経営が始まったら、建物や入居者の管理業務が発生します。
どういった業務があるかというと、入居者からの要望を聞いたり共用部分を掃除したりですね。
「時間がなくて、管理業務を行えない」というような人は、管理会社へ任せるのがおすすめです。
業務を委託する場合、料金がかかります。そのため、儲けをとるか、手間をとるか、自分のスタンスに合わせて判断しましょう。
賃料の振り込み
待望の土地活用による収益獲得の瞬間です。努力の結果が数字となって表れたときには、非常に嬉しいですよね。
ここからは賃料というものの解説をしましょう。アパートやマンションの場合、部屋を利用した見返りとして、入居者に賃料を毎月振り込んでもらいます。
この振り込んでもらう賃料が、アパート・マンション経営の儲けとなるのです。
アパートやマンション以外の土地活用でも、太陽光発電のような利用者を必要としない土地活用でない限り、利用者からの利用料が儲けとなります。
賃貸経営の場合は賃料もしくは家賃、駐車場の場合は駐車料金、というように呼び方が変わるだけで、どれも施設の利用料、つまり儲けなのです。
この賃料、つまり儲けがプラン通りのものになっていれば、ひとまず成功といえるでしょう。
もし、プランより収益額が下回っていれば、収益アップの手を考える必要があります。建物が完成し収益を得たとはいえ、気を抜かずに経営を続けていきましょう。
まとめ
最後に、本記事で紹介した土地活用の大まかな流れについて振り返ってみましょう。
まずは、どういった土地活用の形態があるのか、また、どのような業者がいるのか一括資料請求を行って調べることから始めましょう!
調査を終えて、やりたい土地活用のイメージが固まってきたら、次は業者への相談ですね。業者へ相談すれば、土地の調査をしてもらったりプランニングをしてもらえたりします。
業者にプランを提案してもらった次は、儲けるために必要な建物や設備をつくる段階に移ります。
土地活用の形態によって、工期が変わってくるのがポイントですね。
建築が終わり、建物や設備の引き渡しが済めば、いよいよ経営開始です。経営の手間をかけたくない人は、自分で全部を行うのではなく、業者へ任せるのをおすすめします。
以上が本記事で紹介した土地活用の流れです。土地活用がどういう風に行われるかのイメージをつかんでもらえたのなら幸いです。
アパート経営で土地活用したい方はこちら
アパート経営以外の土地活用を検討している方は、「タウンライフ土地活用」がおすすめです。土地活用で最も儲かるプランを提案してくれます。
土地活用するのであれば、楽で簡単に誰でも儲かる方法で土地活用したいですよね。
たった3分の入力で無料で資料が貰えるため、これを利用しないなんて損です!無料で資料を貰って最も儲かる土地活用プランを作成してもらいましょう。